Tokyo Chapel

2018年11月20日

第324日

あなたは悪に対抗できる

世界的なテロが台頭することによって、世界の指導者たちは悪を克服することについて語るようになりました。しかし、英国紙「ガーディアン」の記者は次のように指摘しています。「彼らの美辞麗句は、残虐性や対立が人間の基本的な特徴であることを受け入れるという間違いをあらわにしている。」アルバート・アインシュタインが「私は原子爆弾の爆発力を恐れない。私が恐れるのは人間の心にあるの力が爆発することである。」言う通りです。

世界にはどうしてこうも悪が蔓延しているのでしょうか?なぜ私たち自身の生活にこんなにも闘いがあるのでしょうか?あなたはどのように悪に対抗できますか?終わりの時に悪に対して起こることは何なのでしょうか?


悪を告白し捨て去る

箴言28:7-17

私たちの生活の中にある悪への答えがここにあります。「自分のそむきの罪を隠す者は成功しない。それを告白して、それを捨てる者はあわれみを受ける。(13)」

箴言の作者は悪の異なるタイプについて述べています。殺人(17)、悪の道に沿って惑わすこと(10)、律法に対して耳をそむけること(9)、法外な利子を課すること(8)、心をかたくなにすること(14)などです。

箴言の作者はさらに悪の支配者について述べています。「良い人々が職を受け継ぐとき、万事が素晴らしい。しかし、悪者が仕切るなら、注意しなさい!(12,MSG訳)」「洞察の乏しい指導者のもとで、虐待は増える。(16,MSG訳)」私たちはこれをここ数年の中でたとえば、シリヤ、リビヤ、イラク、ジンバブエ、北朝鮮、スーダンなどの国々に見ることが出来ます。良いリーダーシップはとても大切です。

箴言の作者は悪い指導者は「うなる雄獅子、襲いかかる熊」のようで、寄るべのない民を治めると言っています(15)。使徒ペテロは悪魔を「ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。(1ペテロ5:8)」と描写しています。

あなたが自分の罪を告白する時、神はあわれみを示し、「あなたは自分の罪をうわべを取り繕うことはできないし、何とか切り抜けることもできない。あなたはそれを認めて、離れ去ることによってあわれみを見出す。(箴言28:13,MSG訳)」また、聖ヨハネが次のように言っている通りです。「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。(1ヨハネ1:9)」

祈り:主よ。私が自分の罪を告白し、罪を捨て去る時にあわれみを見出すという、この素晴らしい約束のゆえに感謝します。


悪に対抗する

ヤコブ4:1-17

なぜ、こうも世界は分裂しているのでしょうか?ヤコブは私たちに心地よくない答えを与えています。「あなたがたはこれらすべての酷い戦争や紛争がどこからもたらされていると思っているのですか?それがただ偶然に勃発するとおもいますか?よく考えて御覧なさい。それらはあなたが自分勝手な道に行きたいという願いから起こっているのです。そして、その闘いはあなた方自身の深い内面のために起こっているのです。(1,MSG訳)」聖書は人間の悪の根源を認めています。しかし、さらに深い根源を指摘します。

すべての人間は悪を指向性を持っています。この章は悪に対抗して闘うべき鍵となる戦場に焦点を当てます。それは、「私たち自身」です。悪には対抗しなければなりません。あなたはこの闘いをどうやって勝利することが出来るのでしょうか?

ヤコブが認識した最初の問題は、私たちが何かを願う時、神に尋ねるよりも、自分がそこに出て行って、そのために闘うということです。「あなたは、あなたが持っていないものを欲しがり、それを得るために殺すことを考えています。あなたはあなたの物でないものを欲しがり、それを手に入れるために暴力を振るう危険を顧みません。(2,MSG訳)」

この世の楽しみの魅惑はとても強いものです。しかし、神はあなたに、ご自身に対して忠実であってほしいのです。私たちがこの世の楽しみを追い求める時、私たちは神との関係において浮気心をを持つようになってしまいます。「願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。(3)」

ヤコブが言おうとしているのは「あなたは神に浮気しています。もしあなたが願うすべてのものが、あらゆる機会にこの世といちゃついて、自分の思い通りにするなら、あなたは神と神の道に敵対する者となってしまいます。(4,MSG訳)」ということです。これは聖霊を心配させることです。「それとも、『神は、私たちのうちに住まわせた御霊を、ねたむほどに慕っておられる』という聖書のことばが、無意味だと思うのですか(5)」私たちが他の神々の後を追うような時、私たちは聖霊を悲しませているのです。

何かをしないことによって罪を犯すこともあり得ます。罪は私たちが知っている間違ったことをすることだけではありません。私たちが知っている正しいことをしないことも罪です。「実に、もしあなたがすべき正しいことを知っていながら、それをしないなら、あなたにとって、それは悪です。(17,MSG訳)」

あなたは、自分自身で悪に打ち勝つことは出来ません。しかし、ここに驚くべきことがあります。「神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。(6a)」神はあなたを非難しません。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。(6b)」神はあなたに悪に打ち勝つさらなる恵みを与えてくださいます。

へりくだって、あなた自身を神に服従させなさい。「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。(7-8a)」心で学ぶ価値がある素晴らしい約束があります。「悪魔に驚いて大声をだすことはありません。悪魔があたふたと逃げていくのを見ておればよいのです。神に静かに「はい。」と言いなさい。すぐさま神はあなたの所に来られます。(7-8a,MSG訳)」

あなたはこれをどのようにするのですか?ヤコブは説明を続けます。「罪に手を出すのをやめなさい(8,MSG訳)」自分の人生の中にちょっとだけ罪を持ったままでいながら、あなたがきよい生活を送ることが出来ると考えるのはいい考えではありません。「あなたの内面の生活をきよめなさい。次から次へ遊び渡るのをやめなさい…主の前にあなたの膝をかがめなさい。」神はそこで私たちから去っていくことはありません。私たちが膝をかがめることは、私たちが立ち直るための方法です。(8b-10,MSG訳)」

私たちが自分の欠点を認識する時、私たちは他の誰をも裁く立場にないことに気づきます。他人の失敗を忘れる最も良い方法は、私たち自身の失敗を覚えることです。私たちは自分自身が法を破る者であったとき、他の人々を席について裁く者であったでしょうか?(11)裁くことが出来る資格のあるお方はただ一人です。「律法を定め、さばきを行う方は、ただひとりであり、その方は救うことも滅ぼすこともできます。隣人をさばくあなたは、いったい何者ですか。(12)」

もう一つの悪は、自信過剰です、「自分自身の尊大さで一杯になる(16,MSG訳)」ことです。私たちは「生意気にアナウンスします。『今日、少なくとも明日には、その年までこれこれの町に出て行って、ビジネスを始めて、多くの金を稼ぎます』と。(13,MSG訳)」

前に向かって計画を立てることは良いことです。しかし、終わりの日には「明日のことについてあなたは何もしらない(14,MSG訳)」あなたは全く神に依存しているです。「むしろ、あなたがたはこう言うべきです。『主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。』(15,MSG訳)」「神の御心」という表現は形式的であってはなりません。むしろ、あなたではなく、神が究極的に支配しておられることを認識している心からの現実の表現であるべきです。

祈り:主よ。私たちに罪を犯すものを私たちが赦すように、私たちの罪をお赦しください。試みに遭わせず、悪から解き放ってください。


善の大勝利を確信する

エゼキエル38:1-39:29

悪は最後の言葉にはなりません。善は究極的な大勝利です。神は統べ治めます。聖トマス・アクィナスが言ったように「神はどんな悪にも良い終わりになるようにできるほどに、神は実に力強い。」

エゼキエルはマゴグの地の「マゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して、言え。…今、わたしは、あなたに立ち向かう。(38:2-3)」ゴグとマゴグの特徴は意識して神秘的に描かれているようです。しかし、エゼキエルは、神の民に対して「悪の筋書きをねつ造する」原型的な敵を表すためにこれらを用いるのです(10,MSG訳)。

この同定はヨハネの黙示録において明らかになります(黙示録19:11-20:10)。それは世の終わりとサタンの破滅を描いています。ゴグとマゴグはサタンであると特定されます。そして、この地に悪の力と人々すべてを代表して用いられています。黙示録とエゼキエル書のメッセージは明白です。それは神は勝つ!ということです。

これは基本的に希望のメッセージです。神は言います。「わたしは…彼[サタン]に罰を下し、わたしがわたしの大いなることを示し、わたしの聖なることを示して、多くの国々の見ている前で、わたしを知らせるとき、彼らは、わたしが主であることを知ろう。(エゼキエル38:22-23)」

エゼキエル書の文脈は、民が神に対して不忠実なので、彼らは捕囚されたということです。それで、神はご自身の御顔を彼らに隠し、彼らを敵の手に渡されたのです(39:23-24)。今、神は悪が投げ落とされる日が来ることを約束します(4-5)。神は栄光を得ます。「わたしの栄光が現されるとき、彼らは有名になる。(13)」

神は、ご自身が彼らをあわれまれることを約束します。「わたしはイスラエルのすべての民をあわれむであろう。…わたしは、すべての国々が見るように彼らを私のきよさを表すために用いる。…わたしがイスラエルの上にわたしの霊を注ぎ、彼らをわたしの命で満たす。わたしはもはや背を向けることはない。わたしは彼らと顔と顔を合わせて見つめる。(25-29,MSG訳)」

これらは驚くべき約束です。サタンは敗れた敵です。サタンの末期はやがて来ます。あなたは今まさに勝利を体験し始めることが出来るのです。あなたは悪に対抗できるのです!

祈り:主よ。悪の力が破られたことを感謝します。あなたの霊の大いなる注ぎがありますように。そうして、すべてのものがあなたが私たちの神、主であることを知るようになりますように。アーメン。

H.K

References

Albert Einstein, cited in Edythe Draper, Draper’s Book of Quotations for the Christian World, (Tyndale House Pub, 1992) P.185.

John Gray, ‘The truth about evil’, The Guardian, (21 October 2014). http://www.theguardian.com/news/2014/oct/21/-sp-the-truth-about-evil-john-gray [last accessed November 2015]