Tokyo Chapel

2018年7月3日

第184日

あなたのための神の目的

私は法律家としての学びをし、法廷弁護士として働いていました。1981年、私と妻のピッパは、神が英国国教会のフルタイムの働き人として、自分を召してくださり、按手されて牧師となるべきだと感じました。私たちはまた、1982年9月から、ダーラムで学び、訓練を受けるべきだと感じました。その時、彼はダーラム大学の神学部で入学選考のトップにリストされていました。きっと欠員が生じて、その席はほぼ確実に手中に入ると言われていました。そのことに基づいて、かつての同僚たちも含めて、多くの人々に自分たちの計画を披露していました。

その直後、例外的にその年には欠員は一人も生じなかったという知らせを受け取ることになり、私たちはダーラムに行くことが出来なくなりました。私たちたちは何とか事態が変わって入学できるようになる手段はないかとやれることをすべて試しました。必死になって受け入れてくれる他の神学部を見つけようともしました。祈り、出来る限りの可能性を試しましたが、扉は堅く閉じられたままでした。

その後、数年は実に大変でした。私は、かつての仕事仲間が知っている職場で、自分のキャリアを立て上げようなどという意欲もなく、少しばかりの仕事をしていました。それはそれは深い失意と暗中模索の日々でした。

最終的に、私たち夫婦はオックスフォードに数年間学ぶことになり、ついには1986年にホーリー・トリニティー・ブロンプトン教会の副牧師として働き始めました。振り返ってみると、彼らがダーラムに行っておれば、タイミング的にホーリー・トリニティー・ブロンプトン教会の職に就くことはなく、今日のような働きをすることはなかったでしょう。私は神が自分たちの計画を閉ざしてくださり、戦略的に私たちの歩みを正してくださったことに深く感謝しています。

もし、あなたが挫折や失意の中を通っているなら、あなたのための神の計画は「良いものであり、喜ばしく、完全である(ローマ12:2,NIV訳)」ことを思い出しましょう。神は手綱を握っておられ、すべてに働きかけ益としてくださるのです(8:28)。


神は人間の計画を通してあなたの歩みを整える

箴言16:8-17

計画を立てることは正しいことです。しかしながら、私たちが立てる計画の内、「主の御心だけが成る(ヤコブ4:13-15)」と謙虚に認めて実行しなければなりません。箴言の作者は言います「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」(箴言16:9)

時々、私たちは、自分の計画を神の目的に沿わせて揃えます。そうでないときは、(これはニッキー個人の経験からも)、神は私たちの計画を却下します。そのことを私たちは取り違える危険性があることと、究極的には、感謝なことに、神が私たちのステップを定めてくださるお方であることをいつも心備えるべきです。

神はしばしばご自身の計画を良いリーダーシップを用いて実現されます。良いリーダーは人に動機を与えます(10)。彼らは単に何が一般受けすることかで判断しません。「悪を行うことは王たちの忌みきらうこと。王座は義によって堅く立つからだ。(12)」また正直に正しい言葉を語り(13)、「彼のいつくしみは後の雨をもたらす雲のようだ。(15)」

祈り:主よ。私の心の内に計画を持ったとしても、究極的にはあなたが私のステップを決めてくださいますことを感謝します。


人間の反対にもかかわらず神はあなたの歩みを整える

使徒22:22-23:11

あなたは将来を気にしていますか?何か危機的な状況の最中にありますか?あなたの考えに対する反対があり、また危機の中にありますか?あなたに反対する計画がありますか?

このお話の中には様々な競合する計画が出てきます。それらはどのように神の計画と相互に関係しているのでしょうか?

  1. 群衆
    「こんな男は、地上から除いてしまえ。生かしておくべきではない(22:22)」というのが群衆の考えでした。パウロにとって非常に厳しい状況でしたが、最終的には、その考え通りにはなりませんでした。なぜなら彼らの計画は神の計画に沿っていなかったからです。
  2. 千人隊長
    千人隊長はパウロをむち打って取り調べるようにと言いました(24)。パウロは兵営の中に引き入れられましたが、しかしその計画通りには行きませんでした。なぜならローマ市民を裁判にもかけずに鞭打つことは違法でした。千人隊長はパウロがローマ市民であったことを知らなかったのです。
  3. 議会
    宗教的権威であるサンヘドリンの議員たちはパウロを殺そうとしました(23:12)。パウロは議会に連れ出されましたが(22:30)、彼は無実であることを指摘しました。大祭司アナニヤは、パウロのそばに立っている者たちに、彼の口を打てと命じました(23:2)。そのとき、パウロはアナニヤに向かって「ああ、白く塗った壁。神があなたを打たれる。あなたは、律法に従って私をさばく座に着きながら、律法にそむいて、私を打てと命じるのですか。(23:3)」と言いました。

    パウロの投げかけたメッセージによって議会は、(死からの復活を信じる)パリサイ人と(信じない)サドカイ人の真っ二つに分かれました(7-8)。パウロは「敵意を引き出す(6,MSG訳)」戦術に出たのです。パウロは要するに。「私はパリサイ人であり、パリサイ人の子です。私は死者の復活という望みのことで、さばきを受けているのです。(6)」と言いました。

  4. 危機
    これらの出来事の真っ只中でパウロは自分の計画を神の御心に沿わせることを探究しました。彼は神に導かれたのです。危機の連続でしたが、エルサレムにパウロを導いた聖霊は、今度はローマへと導いたのです(19:21)。

    パウロは神の目的を見逃さないようにしなければなりませんでした。しかし、危機の真っただ中で、主はパウロの傍らに立って言われました。「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。(23:11)」

パウロの場合のように、神はあなたの歩みを戦略的に整えてくださいます。神の統治とは、私たちが究極の結果について心配する必要がないということを意味するのです。神は、たとえその時点で簡単ではない局面であったとしても、完全に掌握しておられます。

神の目的は、パウロのように、あなたが証人となることです。あなたが行くところどこにおいても、証人でありなさい。あなたが語るのにふさわしい時も、またあなたが語ることができない時でさえ、あなたの生き方は証しです。うまくいくようになるまで待つことはありません。実際、困難な時のあなたの証しはもっとも力強い証しなのです。

祈り:主よ。使徒パウロに与えたのを同じ勇気を与えてくださり、私がどこに行っても証しすることが出来ますように。


神は仲介者を通してあなたの歩みを整える

2列王6:24-8:15

神は人間の仲介を通してご自身の目的を成し遂げられます。

サマリヤの人々の苦難は我慢できなものでした。ききんが襲ったとき、人々は自分の子さえも食らうというような酷い状態になりました(6:25-29)。イスラエルの王が城壁の上を通りかかると、ひとりの女が彼に叫んで「王さま。お救いください。」と言いました。それに王はつまらない言い訳をしました。王は答えて「主があなたを救われないのなら、どのようにして、私があなたを救うことができようか。」(26-27)と言いました。これは間違った応答です。

神の主権と計画は人間を介在しないという弁解をすることを意味しません。神は人間を通して働くのです。あなたが必要を見る時、あなたはその必要に答えることによって神の御手の業に招かれているのです。これがエリシャのしたことでした。神はエリシャを用いました。エリシャは預言しました。「聞きなさい!神の言葉を!ききんは終わる。明日のこの時間、食べ物は満ち溢れる。(7:1,MSG訳)」

食べ物が満ち溢れている場所を見つけた四人のツアラアトに冒された男を神は用いました。彼らが飲み食いした時、互いに話し合いました。「私たちのしていることは正しくない。きょうは、良い知らせの日なのに、私たちはためらっている。(9)」一晩で食べ物の値段は急落し、エリシャの語ったことは確かに真実となったのです。

世界はすべての人を満たす食料を産しています。しかし、この地球上の八分の一が空腹の痛みを抱えて生きているのです。もし私たちが自分たちだけが満腹しているなら、「私たちのしていることは正しくない(9)」のです。私たちは同じ時代にある極度の貧困を終わらせなければなりません。

これはまた、イエスの良き知らせを人々に告げる動機として素晴らしいモチーフとなっています。これらの死にそうっだった男たちは食料の山に到達しました。彼らは神が彼らを自分たちの敵から解放してくださったことを知りました。彼らはその良き知らせを自分たちだけのものにすることもできましたが、そうすれば、それは全く自己中心的だったことでしょう。

でも彼らはそうする誘惑があったのです。私たちはかれらよりもはるかに素晴らしい知らせ、イエスの良き知らせを持っています。それを独り占めしてはなりません。あなたは神の計画を実行するための責任を持っている人間の仲介者なのです。

同様に、町にいた人々も良き知らせを信じることを拒んで、彼らの失われた状況にとどまり続けることも出来ました。最初、王はあまり積極的に反応しませんでした。王はそれは罠かもしれないと思ったのです(12)。今日も同様に、ある人々は、何か罠があるかもしれないと疑って、イエスが全人類のために与えてくださったいのちに応えようとしないのです。

神は人間の仲介を通してご自身の目的を成し遂げるだけではなく、神は時々、これらの計画を預言者を通して啓示されます。エリシャはききんの最中に、24時間後には十分に供給されることを預言しました(1)。それは、その時点では全く信じられないことでした(2)。しかし、神はご自身の民を救われました(6)。エリシャの預言は本当になったのです。「主のことばのとおり(16)」です。神はまた、エリシャに王に何が起こるかを啓示されました(8:8,13,15)。

祈り:主よ。あなたは私の人生に良い計画をお持ちで、あなたの目的は究極的な勝利であることを感謝します。私たちが、肉体のためそして霊のための食物を必要としているこの世界を祝福し、飢える者たちに食べさせ、イエスの良き知らせをもたらすことができますように。アーメン。

H.K

References