Tokyo Chapel

2019年10月13日

第286日

あなたの将来のための神の良き計画

未来学者たちは将来について予見します。一つの予想は、今生まれた赤ちゃんのうち何人かは約150歳まで生きるであろうというのがあります。雑誌「ワイヤード(Wired)」はさほど昔ではない時に、食べ物がパッチ(シールのようなもの。ニコチン摂取用のパッチの一歩先を行くもの)に置き換わり、2018年にそれは出来上がり、2020年に新しい経済市場の一端を担うようになるだろうと予見しました。

将来がどうなるのかを知るためにある人々は未来学者に注目します。他の人々は違った方向に向かいます。ある人々は自分たちの運勢を占いで知ろうとします。なぜなら、彼らは自分の将来がどうなるかを知りたいからです。エレミヤは今日の箇所で「降霊術者、占い師、未来が分かると主張する者に…少しでも聞いてはならない。(エレミヤ27:9,MSG訳)」と警告しています。

歴史を学ぶことは将来を予見するための助けとなります。ウインストン・チャーチルはかつてこう言いました。「未来を知るために、私たちは過去を知る必要がある。」

しかし、過去、現在、未来を握っておられる方はただ一人です。ただ神だけは将来を本当に知っているのです。そのほとんどは私たちには隠されています。しかしながら、神があなたに告げておられる確かに将来起こる事柄があるのです。


あなたの将来は自由です

詩篇119:25-32

私は詩篇が好きです。それらには正直で、現実的で、信憑性があります。

私たちは皆、誘惑、罪、困難、悲しみ、恐れ、希望と願いに直面します。詩篇の作者はこれらの試練すべてにどのように応じたのでしょうか?

彼は自分の感覚を見せかけたりしませんでした。彼はそれらに対する弱さをオープンに語ります。「私は恐ろしいと感じています。もっと悪くなると思わずにはおれませんでした。(25a,MSG訳)」

あなたはまた、神の現実を生きる者とされます。そして言うのです。「私は私の道を申し上げました。すると、あなたは、私に答えてくださいました。(26a)」あなたの状況を主の前に広げましょう。あなたの心を誠実に主の前に打ち明けましょう。深い悲しみの時があります。「私のたましいは悲しみのために涙を流しています。(28a)」

詩篇の作者のように祈りましょう「あなたのみことばのとおりに私を生かしてください。(25b)」神のみことばに心を留めましょう(27b)。そして祈ります。「みことばのとおりに私を堅くささえてください。私から偽りの道を取り除いてください。あなたのみおしえのとおりに、私をあわれんでください。(28b-29)」

すべてのことにおいて神の方法に従うことが解決です。義務感や罪責感からは解決はありません。神の戒めの小径を選んで走りましょう。神があなたの心を自由にするためです(32)。

祈り:主よ。あなたが、私の為に自由の小径を与えてくださったことを、そして、困難な時に、私があなたに立ち返ることが出来ることを感謝します。私は今、あなたに立ち返り、あなたに正直に語ります。


あなたの将来は安全です

2テサロニケ1:1-12

イエスは帰って来られます。イエスの再臨は知るべき、そして将来起こることを信じるべき最も大切なことです。それは、今あなたの生活をどのように生きるかについてすべてを変えます。そしてあらゆる瞬間に希望を吹き込みます。誰も正確にそれがいつ起こるのかを知りません。しかし、日々をあたかも今日主が帰って来られるように生きるのです。つまり、主があなたにして欲しいと願っておられるように生きるということです。

パウロはこの手紙を「私たちの神はあなたのすべての必要を与えてくださいます。そしてあなたをあなたがあるべきようにしてくださいます。(2,MSG訳)」という表明から始めています。パウロは彼らの成長を神に感謝します、「あなたがたの信仰は目に見えて成長しています。あなたのお互いの愛は素晴らしく成熟しつつあります。…私たちはあなたを誇りとしています。(3-4,MSG訳)」

霊的成長について新約聖書の中には大いに強調されています。あなたが静止したままということはあり得ません。あなたの信仰と愛は成長するものなのです。神はあなたの信仰の筋肉を増し加えようとなさいます。あなたの信仰は益々強くなっていますか?あなたの愛は益々増し加わっていますか?あなたは2-3年前と比べて反応が変わりましたか?

しばしば、私たちを強くするのは、私たちの「成功」よりも私たちの悪戦苦闘であるものです。テサロニケの人々の信仰と愛は、彼らが耐え忍んだ迫害と試練にもかかわらず、いや、むしろそれゆえに、成長していたのです(4)。

パウロは彼らに将来、神は物事をすべて正してくださると告げています。「正義は進行中です(6,MSG訳)」イエスが戻って来られる時、イエスはは完全で正しい裁きを実行してくださいます。「そのことは、主イエスが、炎の中に、力ある御使いたちを従えて天から現れるときに起こります。(7)」

神はすべての人々が悔い改め、真の知識のもとに来ることを願っておられます(1テモテ2:4)。しかし彼は生涯を通して神の知識を一貫して拒絶し、私たちの主イエス・キリストの福音に従わなかった者たちについて ― この場合、テサロニケの人々を迫害した人々を指しますが― 裁きが来ることを警告しています(2テサロニケ1:8)。彼らは永遠の命の可能性を逃してしまうでしょう。

永遠の命の反対は「破滅」であり、「主の御顔の前とその御力の栄光から退けられ(9)」ることです。神を知り、福音に従った人々は主の臨在と、永遠の主の主権を体験します。「その日に、主イエスは来られて、ご自分の聖徒たちによって栄光を受け、信じたすべての者の …感嘆の的となられます。(10a)」パウロはこれはテサロニケの人々が含まれていると言っているのです。「― そうです。あなたがたに対する私たちの証言は、信じられたのです ― (10b)」彼らの長期的な将来は完全に守られているのです。

彼らの福音への応答が、自分たちの将来を決めました。福音のメッセージは緊急的です。福音はただ所定時間内に受け取ったなら良き知らせなのです。彼らの短期的な将来に関しては、パウロは次のように記しています。「そのためにも、私たちはいつも、あなたがたのために祈っています。どうか、私たちの神が、あなたがたをお召しにふさわしい者にし、また御力によって、善を慕うあらゆる願いと信仰の働きとを全うしてくださいますように。(11)」

ただ座ってイエスの帰りを待っていてはなりません。神は「良い目的」をあなたの人生に持っておられます。神はあなたを召しておられます。神はあなたの心に考えを与えてくださいます。神はご自身の良い目的に従って意志と行動の両方においてあなたの内に働きを為してくださるのです(ピリピ2:13)

このように、パウロはイエスの御名に栄光があるように祈ります。「もし、あなたの生活がイエスの名に栄光を帰するなら、イエスはあなたに栄光を与えるでしょう。(2テサロニケ1:12,MSG訳)」

祈り:主よ。私の長期的な将来が守られてることを感謝します。この地上での生活において、信仰と愛において青陵氏、あなたが私に与えてくださった目的を成し遂げて、あなたの御名に栄光を帰することができますように。


あなたの将来には希望がある

エレミヤ27:1-29:23

この箇所には、私たちの人生のための神の将来の計画についてのご自身の約束としてしばしば引用される、最も素晴らしい言葉が含まれています。エレミヤは真の預言者でした。彼は主の言葉を聞いたのです。

しかし、彼の周りには、ハナヌヤのような偽預言者がいました。エレミヤは言いました。「平安を預言する預言者については、その預言者のことばが成就して初めて、ほんとうに主が遣わされた預言者だ、と知られるのだ。」ハナヌヤが予知したことは実現しませんでした。なぜなら、主は彼を送ってはいなかったからです(15)。

エレミヤの預言は実現しました。神の民は、彼が警告した通り、捕囚され引き連れられて行ったのです。

エレミヤは主の民が捕囚されると、主からのメッセージを語りました。エレミヤは彼らに言いました。「わたしがあなたがたを引いて行ったその町の繁栄を求め、そのために主に祈れ。そこの繁栄は、あなたがたの繁栄になるのだから。(29:7)」

ここに大切な原則があります。一般的に、あなたは、神があなたを置かれた所で平和と繁栄を追い求め、その為に祈るべきです。その場所とは、あなたの職場、あなたの地域教会、あなたの町、あなたの国を含みます。

「置かれた場所で咲きなさい 」という表現があります。この箇所は、あなたが居心地が悪く孤立無援と感じるような場所(捕囚のような)に置かれたとしてもそこに根を張ることを励ましています。時々、自分が置かれた場所が居たくないと思うことがあるでしょう。しかし、もし神があなたをそこに導かれたのであれば、その場所はあなたが神の働きを生い茂らせる肥沃な土地であるはずです。

神はご自身の民に捕囚はやがて終わることを約束されました。「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる。(10)」

これは素晴らしい約束の言葉の連なりです。「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。―主の御告げ―それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに聞こう。もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。わたしはあなたがたに見つけられる。(11-14a)」

神はあなたに良い計画を持っておられます。それはあなたがしくじり、打倒される計画ではありません。それは「あなたを繁栄させる」計画です。それらは平均的で平凡な計画ではありません。それらは「良いことで、神に受け入れられ、完全である(ローマ12:2)」計画です。

しかし神はご自身の計画を無理やりあなたに押し付けたりはしません。神はあなたの協力を求めておられます。もしあなたが主の計画を自分の人生に成就させたいなら、あなたは主を追い求める必要があります。主は、もしあなたがそうするなら、あなたによって見るけられると約束しているのです(エレミヤ29:13-14b)。あなたが主とともに時間をとるなら、あなたは主と似た者になり、主はあなたをご自身があなたのために用意した良い計画へと導いてくださるのです。

祈り:主よ。今日私は心を尽くしてあなたを慕い求めます。あなたが私の為に大いなる計画を持っておられることを感謝します。どうかあなたの道筋を歩み、あなたが私の為に備えてくださった目的を成就することができますように。アーメン。

H.K