2018年12月1日

第335日

霊的感染症を避ける方法

19世紀の医師であったジョゼフ・リスターは、「防腐手術の父」として知られています。リスターは手術後の感染による死亡率が高いことに悩んでいました。彼は肉眼では見ることの出来ない微小な微生物が感染症の原因であるということを確信するに至りました。彼は傷の取り扱いについて数多くの消毒法を開発し始めました。思った通り、感染による患者の死亡率は減少しました。

同じように、悪しき霊的な力は今日世界中に働いています。それらは目に見ることができませんが、人々の生活に打撃を与えています。人々を誘惑におびき寄せ、国家権力の中枢に悪人を導き、操作して感情を扇り、人々を分断し、彼らを破壊します、

しかしリスターの当時、彼の破壊的な細菌の理論が却下されたように、今日の多くの人々は霊的な現実を無視し、まじめに考えようとしません。しかし、あなたは力強い霊的な「消毒法」をこれらの破壊的な力に対抗して用いることが出来ます。そうすることをあなたが学ぶことは不可欠です。


継続的に神に感謝する

詩篇136:13-26

強烈な誘惑、圧倒されるような恐れ、大きな心配から、あるいはその他のかたちの攻撃から、あなたは「攻撃にさらされている」と今まで感じますか?

旧約聖書の「敵」はしばしば物理的な攻撃を与えますが、それに反して、新約聖書ではそれらは通常、霊的な攻撃を与えます。しかし、結末は同じです。― 神はあなたをあなたのすべての敵どもからあなたを救出することを約束しています。

詩篇の作者は神がなさったことを感謝します。特に、彼は私たちの敵から私たちを神が解放してくださったを感謝します(24)。

「私たちが倒された時、神は私たちを覚えておられました。…軍靴に踏みつけられることから私たちを救い出してください。…必要のある時に皆に手をかけてください。…すべてそうしてくださった神に感謝せよ!(23-26,MSG訳)」

最後の節はこの詩篇を要約しています。「天の神に感謝せよその恵みはとこしえまで。(26)」

祈り:主よ。あなたがイエス・キリストの死と復活を通して私を救ってくださったことを感謝します。あなたの恵みはとこしえまであることを感謝します。


イエスの近くに留まる

1ヨハネ2:12-27

ピッパと私は結婚した当時とても若かった。私たちは自分たちの新婚旅行のためのお金を持っていませんでした。親切な友達がスコットランドのコテージを借りてくれて、もう一人のミッキーと呼ばれていた友達が自分の車を貸してくれました。

家に帰る途中、ミッキーの家のすぐ外で車をぶつけてしまいました。私たちが彼の家の呼び鈴を鳴らしました。ミッキーは私たち二人がとても動転しているのを見て、すぐにこう言いました。「いやー、僕の車のことでそんなに心配しなくてもいいよ。そんなものただの鉄の塊だから!」ミッキーは神を愛し、また人を愛しました。彼はモノを愛してはいなかったのです。彼はモノに捕らわれずにいたのです。

この世のものを愛してはなりません(15)。人を用いて、モノを愛してはなりません。人を愛して、モノを用いなさい。

あなたの葛藤は敵に対抗することです。あなたの内にいる敵が「罪(12)」であり、あなたの周りにいる敵が「この世(16-17)」であり、あなたの上にいる敵が「悪魔(14)」です。あなたはすでにそれらの敵から救い出されたのです。

  1. 内にいる敵(罪)
    イエスはあなたの罪からあなたを救いました。「子どもたちよ。私があなたがたに書き送るのは、主の御名によって、あなたがたの罪が赦されたからです。(12)」
  2. 周りにいる敵(この世)
    イエスはあなたをこの世にぴったりと寄り添う者である必要から救いました。ヨハネは書きます。「この世で為されているすべての具体的な事柄は、つまり、自分勝手したいこと、すべてのものを手に入れたいこと、自分をよく見せたいことは、父にとって全く関心のないことです。それはただあなたを神から引き離すだけです。この世とそれが欲しがり、欲しがり、欲しがるものすべては、去り行くものです。― しかし、神が願っているものを欲しがる者は誰でも永遠に安心です。(16-17,MSG訳)」
  3. 上にいる敵(悪魔)
    イエスはあなたに悪者である悪魔から自由になる力を与えました。「若い者たちよ。私があなたがたに書いて来たのは、あなたがたが強い者であり、神のみことばが、あなたがたのうちにとどまり、そして、あなたがたが悪い者に打ち勝ったからです。(14b)」神の近くにとどまることから勝利がもたらされるのです。「あなたと神との交わりはあなたを悪者に打ち勝つ勝利を得させます。(14,MSG訳)」

ヨハネはさらに続けて彼の読者に、自分たちのしっかりとした土台を揺すぶろうとするにせ教師たちに気をつけるように警告します(18-23)。ヨハネはそのような偽りの教えをしっかり避けるように励まします。ヨハネはにせ教師の特徴をいくつか光を当てており、それはあなたも見分けるために使うことができます。

  1. イエスについてのうそ
    嘘と騙すことはにせ教師のしるしです。「偽りはすべて真理から出てはいないからです。(21)」ヨハネは「イエスがキリストであることを否定する者(22)」は「偽り者」であり「反キリスト」であり、父にも子にも反対する者である(23)と説明しています。
  2. 交わりから出ていく
    これらのにせ教師たちは「私たちの中から出て行きました」それは「もともと私たちの仲間ではなかった(19)」からです。彼らはしばしば使徒的な教えから離れるので、交わりから遠ざかります。
  3. 人々を迷い出させる
    「私は、あなたがたを惑わそうとする人たちについて以上のことを書いて来ました。(26)」

そのようなにせ教師たちと関わりを持ってはなりません。その代わりに、福音の真理にあなた自身をしっかりと根付かせなさい。「あなたは最初から聞いてきたこと、元来のメッセージに留まりなさい。それをあなたの生活の深みに沈めなさい。(25,MSG訳)」もしあなたがそうするなら、あなたは恐れるものがなくなります。

あなたには聖霊が内に住んでおられます。あなたを導き、あなたを行く先を示すためです。「キリストから受けたそそぎの油があなたがたのうちにとどまっています。(27)」

あなた自身をみことばに(14)。そして教会の交わりの内に(19)自分を浸しなさい。これはあなたを守りそして力づけます。鍵はイエスのそばに留まることです。「もしあなたが最初から聞いたことがあなたの深みに息づいているなら、あなたは御子と御父の内に深く生きることができるでしょう。これは確かにキリストが約束したことです。永遠のいのち、リアルないのちです!(24-25,MSG訳)」

祈り:主よ。あなたは罪から、この世から、悪魔から私を救ってくださったことを感謝します。そして私を導き行く先を示すために私の内に聖霊の油注ぎを与えてくださいました。


主の勝利は完全であることを覚える

ダニエル7:1-8:14

イエスは悪魔の仕業を壊すために来られました。イエスはあなたの内におられます。イエスを通してあなたは勝利を得るのです。イエスが何者であるかを理解するようになり、イエスが何のために来られたかを理解する時、この箇所は聖書全体の中でもっとも大切な箇所の一つです。

ダニエルが寝床で横になっている間、神はダニエルに夢と幻で語り掛けました。「ダニエルは…その夢を書きしるし、そのあらましを語った。(7:1)」(神が語られた時、自分が忘れないように書きとめることは知恵あることです。)ダニエルは、「神の聖なる民が戦っている(21,MSG訳)」霊的な闘いの全貌を鮮やかに夢で見ました。

その後の歴史において幻と夢は成就しました。四つの獣は、たとえば、四つの王国を示しています。バビロニア帝国、メド・ペルシャ帝国、ギリシャ帝国、そしてローマ帝国の権力です(詳しくは注解書などを参照)。

しかし、この夢と幻はさらに大いなる成就があります。ダニエルはこの地から悪が完全に打ち砕かれて根絶される時がやがてやって来ることの予表として見たのです(11,26)。そして神が最終的に全宇宙を永遠に統治する時を見たのです(14)。

彼はまた、神の民の大いなる勝利を予表として見ました。「その力から角が取り除かれ、完全に破壊された。それで、天の下にあるすべての王国の王権も支配も栄光もいと高き神の民に明け渡されるのである。彼らの王の支配は永遠に続く。他のすべての権威者は彼らに仕え従う。(26-27,MSG訳)」

それだけではなく、ダニエルはメシア的な姿の「人の子のような方(13)」によって勝利が得られるであろうことを予見しました。

「私は人のような形、人の子が
の渦でやって来るのを見た…
彼は支配するを与えられた。 ― 王としてのすべての栄光
すべての人々 ― 人種、肌の色、信条 ― は彼に仕えなければならない。
彼の支配は永遠でり、終わることがない。
彼の王権は取って代わられることがないであろう(13-14,MSG訳)」

イエスは「人の子が、…天の雲に乗って来る(マルコ14:62)」そして、「人の子が偉大な栄光を帯びてに乗って来るのを見るのです。(13:26、マタイ24:30,26:64参照)」と言われました。

この箇所はあきらかにイエスの内に深いインパクトを持って刻まれており、イエスのご自身に対する理解を表しています。イエスはしばしばご自身を「人の子」として描写しました。福音書の中には82回その表現がありますが、すべてイエスの語られた言葉で用いられています。

イエスは、他のメシアとしての肩書と同じ政治的な含みを持たない肩書を選びました。それは人間と同じアイデンティティーを持ち、かつ「多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与える(マルコ10:45)」者の姿を代表することについて語ったのです。それは苦難の理念を併せ持っています(ダニエル7章)。

神のあなたや私への偉大な愛にあって、人の子なるイエスは人類全体の代表として苦難を受けました。ですから、あなたはこの世にあって悪の霊的なすべての力から救い出されることが出来たのです。ある日、イエスは「雲に乗って(13)」戻って来られます。イエスが約束なさったように、そして勝利は完全なものとなるのです(マタイ24:30-31)。

祈り:主よ。悪のすべての力に打ち勝ったこの驚くべきイエスの勝利のゆえに感謝します。悪の力はすべて打ち負かされ、ある日完璧に粉砕されることを感謝します。アーメン。

H.K

References

*See, for example, Ronald S. Wallace, The Lord is King: The Message of Daniel, (InterVarsity Press, 1979).